FACT.ATTIC代表 辻井のブログ

2012.05.15

通し柱

通し柱 信仰。確かにいっぱい入っている方が強そうですね。

 

こんにちは。

花粉症がヒドイ辻井です。(T_T)

通し柱

珍しく木造(在来工法)のお話です

私に言わせると、通し柱は強度にほとんど関係がないと考えています。

なぜなら、胴差や梁を差し込む込むために開けるホゾ穴を沢山開ける事を考えると、120角程度の通し柱断面積に対して、欠損部分があまりに大きいからです。

 

欠損のイメージです

在来工法のほぞ穴加工

 

地震などの横揺れに対して水平力を他の部材に伝えようとした場合、この部分がアキレス腱にさえなり得ると思えます。

 

 

ただし、通し柱を四隅に入れる事をルールにする事で、おのずから上下階が重なりやすくなる為、構造的な制約をかけると言う意味では、有効だとは思います。

 

 

 

 

すこし難しいでしょうか(^^;)

わかりにくい、もっとこう書けなどのクレームメールは、辻井までご連絡を

詳しい構造のお話はまた後日に。

 

構造もしっかりした家を創りませんか?

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