FACT.ATTIC代表 辻井のブログ

2017.12.29

設計事務所の年末

設計事務所の年末

 

若干忙しかった 辻井です。

京都の黒い家

今年もあっという間に年末を迎えました。

 

 

毎年一年短縮されている気がしますが、気のせいに違いありません。

 

 

 

一般的に設計事務所は、年末に繁忙期を迎える事が多く、

予定通りに休めない事が多々ありました。

 

 

反対に、普段残業が多いので、年末年始は長く休むところが

多い傾向にありましたので、良い部分も有りました。

 

 

最近はブラック企業を糾弾する傾向が強くなってきたせいか、

全体的に残業も少なくなり、どちらかと言うと徒弟制度や丁稚(でっち)に近かった

設計事務所業界も、サラリーマン化している様に感じます。

 

 

私はその過渡期から業界に入りましたので、修行僧のごとくじっと我慢し、

精進したり、しなかったり、文句を言ったり、我慢したり、しなかったりしていました(笑)

 

 

先日、近所のかたとお話したときに、少し似た業界(土木の設計さんでした)

におられた時のお話を聞く機会に恵まれました。

 

 

私よりも5歳ほどご年配のかたなのですが、ほぼ毎日3時間睡眠しか取れず、

うっかりするとトイレで気を失っている人が同僚には沢山居たそうです・・・

建築業界とは違い、お給料は沢山だったそうですが・・・。

 

 

私も頑張っていたつもりだったのですが、上には上が居るなと思いました。

 

 

その世代の方々からすると、

 

『最近の若いもんは・・・』

 

とか言われていたのでしょうね。

 

 

 

 

時代時代で『常識』や『普通』の事は変化していくのかなと、改めて思いました。

 

 

 

 

その頃に働いていた日本人(現在の50歳くらいのかたでしょうか?)が

 

『モノ創りの日本』

 

の根幹を創ったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妥協するのは嫌やな~・・・・

 

この業界で仕事をしていると、同業の設計事務所さんから年賀状を頂ける事が少なく有りません。

 

本当は年末進行で時間がないので、印刷された年賀状の中からデザインを選択して

送れば良いものを、コダワリのデザインでオリジナリティーあふれる年賀状などを毎年頂いています。

 

 

毎年楽みにしているのですが、極限の状態(?)の中でひねり出された創造物には

鬼気迫るものが有り、裏側に見える妥協しない精神に感動すら覚えます。

(・・・と同時に笑えます(笑))

 

 

 

 

 

 

 

という事で、手抜き図面を書けば早く帰れるのに、細かい詳細図まで書くのには理由が有ります。

 

図面は現場に対して設計者の意図を伝えられる唯一絶対の手段だからです。

 

 

・・・と言うと、だれかが言います。

『唯一絶対?ばかじゃないの?』

 

ま~ね。

 

確かに(笑)

 

 

実際は、電話やメールで伝えたり、現場で大工や監督任せにする事でも建築は出来上がってしまいます。

 

品質はさておき。

 

でも、それは、もはや設計ではなく、ただのお喋り上手だと思う辻井でした。

薪ストーブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都滋賀で(大阪でもやってます)注文住宅設計してます。

 

(↑SEO対策です(笑))

 

 

 

 

 

あ、そういえば、今日で年内の営業を終了します。

 

ブログを心待ちにしていただいているファンのかたには

毎回遅筆でご迷惑をおかけしてスミマセン。

見捨てないで下さい。

 

 

ブログを読んで下さったかたと

その周辺の人だけの多幸をお祈りして

年末のご挨拶に代えさせて頂きます。

 

 

良いお年をお迎えください。

来年も宜しくお願い致します。

 

 

 

建てるなら、詳細図面を書く設計と一緒に注文住宅の家を創ってみませんか?

 

今だと2ヶ月程度プランにお時間を頂戴していますが、妥協はしません。

 

 

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