FACT.ATTIC代表 辻井のブログ

2012.05.29

あかりの高さを考える

リラックスして過ごすために。 

座り仕事が多いせいか、現在腰に鈍痛を抱えている辻井です。

 あかりの高さについて考えます。

蛍光灯照明器具 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段良く見かける照明器具は、天井の真ん中にポンと付けられている事が多いと思います。

 

 

 

 

 しかし、人の体は一日のリズムを太陽の動きによって支配されている部分が有る様ですので、もう少し考えてみます。

 朝夕は低い高度から赤みがかった光を受け、日中は高い高度から青みを帯びた光を受けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2011年に、パナソニック電工から「シンクロ調色LED照明器具」という暖かな色味から、さわやかな色味まで、生活に合わせて自動調整出来る照明器具が出ましたので、すごいなぁと思っていたのですが、辻井は、メンドウなヤツなので、あかりの高さも含めて検討してみます。

 

 

 

 太陽の高度を室内に置き替えて再現する事で(食べ物から摂取した)トリプトファンというアミノ酸を(精神的に安定させる効果の有る)セロトニンと言う脳内分泌物質に変え、さらに睡眠導入作用のあるメラトニンというホルモンの分泌を促進する事が出来る様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 つまり、仕事を終えて、家でゆったりとした時間を過ごす為には、光の重心を少し下げると効果的だと言うことです。

 

 

 

 照明器具を低い位置に取り付ける方法も有りますが、天井の照明を消して、スタンドのライトを付けられる様に計画してみたり、壁付けの照明器具を計画しておく事でも、光の重心を下げる事が出来ますので、ご参考に。

 

 

間接照明

 

 

 

 そういえば、リゾートホテルの照明計画は、お客様にリラックスして頂くために、あかりの重心を低く設計されていますので、今度行かれた時に思い出してみてください。

 

 

 

 

 

たまにはリゾートに行きたい辻井でした。

 

 建てるなら、リラックス出来る家に出来る設計者にご依頼ください。

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