FACT.ATTIC代表 辻井のブログ

2020.08.15

注文住宅とはなんぞやシリーズ 補足

注文住宅とはなんぞやシリーズ 補足

パイン無垢フローリング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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本日は、分譲住宅がなぜ安価で最低限なのかの補足を少し。

 

 

 

不動産業者は直接施工しないで、下請けの工務店などに建ててもらうことが多々有ります。

 

工務店には工事の部署が有る会社も有りますが、その場合でも出来る限り安く発注すると利益が出ます。(あたりまえですね)

 

 

仮に分譲会社の販売数が、年間10件ほどしか無ければ大した問題になりませんので、品質を売りにして高い金額で受注する事も可能なのですが、一般的に分譲でお客様を選んでしまうことは致命的になります。

分譲会社が仮に年間100件に対して1軒当たり10万円安く発注すると、なんと1000万円の純利益が出せる事になります。

 すごい金額です。

 

 

 

下請けは受注金額が高くなって鞍替えされては困りますので、出来る限り早く施工し、最低限の品質での施工を余儀なくされますので、外壁にもう少し構造用合板を貼った方が丈夫な家になりますなどの余計な提案はしませんし、不本意ながら良い建物を作るという考えは2番目に回るでしょう。

 

普段から限界いっぱいの金額で下請けしている工務店は、お客様からのご要望で追加工事が発生した場合は、息継ぎの為に高めの見積もりを出します。

 

その見積もりに不動産業者1.5~2倍をかけて見積もりを出しますので、分譲で追加注文をすると案外大きな金額を支払う事になりますのでご注意を。

例えば弊社で天窓を付けて場合10万円かかる場合、25万円くらいの追加になる感じです。

 

嫌な裏事情ばっかり書く 注文住宅設計 辻井でした。

 

 

 

注文住宅京都(最近は長岡京市京都市)で設計しています。

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主戦場は京都滋賀大阪注文住宅の設計をしております。

 

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