キッチンの選び方・後悔しないメーカー選び（？）

 

最近金色だった髪色が、やや普通になってきた辻井がお送りします。

なんだか俗っぽいタイトルにサブイボ（笑）が出そうですが、先日建材屋さんにどうやってキッチンを選んでいるかを聞かれた時に、そういえばそんなこと書いた事が無い様な気がします。

 

京都や関西圏建築現場が有る前提で、選びやすいメーカーを中心に考えてみようと思います。

 

 

 

ちなみに、後悔しない為には、良く知っている人に話を聞いてみることだと思います。

 

 

 

 

でも・・・・

 

 

キッチンの形状はI型壁付けとかペニンシュラとかアイランドとか有りますが、他でググってください（笑）

 

サイズや設備、素材なんかも調べれば一般的なアドバイスがいっぱい出て来ますので、ググってみましょう（笑）

 

実際に打合せの時は丁寧にご説明しますが、今回はページの関係で割愛させて頂きます。

このあたりは毎年のように新商品が出て来ますので、すぐに情報は古くなりますので。

 

 

辻井的には、他に書いていない切り口で、メーカー選びのコツのようなものをお伝えしようと思います。

 

 

 

では、一気に住宅のキッチンメーカー名と大雑把な特徴を。

• 『国内キッチン』

• 

  ＴＯＴＯキッチン

・パナソニック　10年くらい前、深沢直人にデザインを依頼した。デリバリー、アフターなど、企業としても優秀。

・ＴＯＴＯ　女性に受けの良さそうな清潔感と透明感のあるデザイン。水栓のデザインと除菌水が売り。

・LIXIL　イナックス・サンウェーブ・トステム・新日軽などの統合会社。最も標準的なデザイン。

・クリナップ　最上位モデルにはオールステンレスの商品有。ディティールは少し甘め。

・タカラスタンダード　国内唯一のホウロウ扉。自ずとエッジが丸くなる。掛け率は輸入キッチンより悪い。

・トクラス（旧ヤマハ）　高品質な人台天板とピアノ塗装まで対応出来る扉シリーズを持つ。

・永大　建材メーカーだけに、突板の扉はコスパに優れる。建材系では標準的か。

・ウッドワン　ここ数年ステンレスフレームのキッチンを出して高額なのにエンドユーザー受けは良い。

・トーヨーキッチン　素晴らしいステンレス天板を持つ。独自進化したガラパゴスキッチン。個人的に吉岡徳仁のデザインが好き。

・サンワカンパニー　DtoCでお得な感じの出ているメーカー。価格なりの出来。天板や扉のウネリ、丁番の質などを見て判断出来るのであればどうぞ。基本イケア的。

 

 

• 『海外・輸入系』

  

  ユーロモービル

・ユーロモービル　家具の様なキッチンを標榜するイタリアの高級キッチンメーカー。

・ポーゲンポール　先進的ミニマルデザインのドイツのメーカー。これも高級。

・モルテーニ　辻井の憧れヴィンセント・ヴァン・デュイセンのデザイン有。高い。

・ダーダ　モルテーニ傘下です。高級感がホトバシルキッチンです。更に高い

・ジーマティック　すみません、実物を見たことが無いです。ドイツ。

・STRATO（ストラート）　先進的なイタリア人、マルコ・ゴリーニのデザイン。20年くらい前にトーヨーキッチンで扱っていた。辻井自邸のキッチンはここのオマージュ。打ち合わせはイタリアに行くらしい。キッチンのフェラーリだそうです。2000万くらいからだそうです・・・。

ｶｯｹｰ。

 

 

• 『特注キッチン系』

・アムスタイル　雑誌でしか見たことが無いが、美しいデザインにいつもホレボレする。

・モデーロ　吹田にある超丁寧な造りのキッチン。扉クリアランスに驚愕。下引換気扇が秀逸。

・ファイル（FILE）（旧グリーンゲーブルズ）　独特のシャビーな高級キッチン。京都の北の方に有ります。

・キッチンハウス　カタログ写真がすごく上手で美しい。昔ホルスタイン柄のキッチンが有った気がします。バブル期に流行った。

・京都サッス　誰に聞いても会社の女性の応対が悪いと聞く、不思議な会社（笑）

・タニコー　オールステンレスキッチンの既製品を持つ。不愛想なキッチンがカッコいい。

・辰巳工業　オールステンレスフルオーダーキッチンの草分け的存在。職人会社。

・無印良品　ココのキッチンは辰巳工業のOEMだったりするので、一割くらい損する（笑）

 

 

 

まずメーカーを選ぶときには、これらを参考に好みをお聞きします。次に予算によって数社に絞ってショールームに行き、実際に触って頂いて具体的に決めていきます。

 

 

とある物件で、奥様がＴＯＹＯキッチンがいいかな～・・・と仰っていたところ、ご主人はステンレスキッチンなんて冷たそうで嫌だな～。と仰っていましたが、実際に見て触れてみると一目ぼれ・・・なんてことも過去に有りましたので、実際に触れるのは大切かと思います。

 

 

 

 

また、キッチンは大きなボリュームですので、LDKスタイルの場合は特に意匠に大きく影響します。

 

 

 

基本的には最も気を付けるべき部分はグレード感で、他の部分が見劣りしたり、その逆にもならない様に最新の注意を払って選定した方が良いと思います。

 

 

で、細部がキチンとデザインされていて、コスパの優れたキッチンを選ぶとパナソニックが多くなっています。

 

 

 

 

で、自邸は価格とやりたい事が折り合いが付かずに特注してしまった　辻井でした。

 

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