FACT.ATTIC代表 辻井のブログ

2020.10.7

アティックの仕様シリーズ サイディング

サイディング

 

メンテナンスなどでOBのお客様のお宅に行くと、所員のブログ『オザキっ家(ち)』『○○日和』を楽しみにしていますと仰って頂けます。ありがとうございます。

確かに面白いです・・・。

はい。

おもしろくないブログ担当の辻井です(笑)

 

 

サイディング建て起こし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はサイディングについて書いていこうと思います。

 サイディングは乾式、塗り壁は湿式とも言われます。

サイディングとは、セメント質と繊維質の材料を14㎜程度の厚みに固めた板に様々なパターンを施してから塗装したもので、板状の材料を現場で外壁に釘留めしますので、板と板との間には継ぎ目が出来ます。特に縦の目地はコーキング(隙間に充填する柔軟なゴムの様な材料)になりますので、少し目立ちます。

 

 

サイディング目地

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近年のサイディングは技術進歩が目覚ましく、防火性能はもちろん、通気層による雨水の侵入による腐食の軽減や、壁体内結露の抑制の効果で、構造体に対する耐久性にも大きく貢献していますし、上級グレードの商品は高耐久の塗装と長寿命のコーキングを使用する事によってサイディングのネックである継ぎ目の脆弱性までも有る程度カバー出来る様になってきました。

 

ニチハサイディング

https://www.nichiha.co.jp/wall/platinum/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

構造的に外壁の合板から16㎜程度浮いていますので、塗り壁と比較すると、(若干)断熱性も高いと思われます。

また、近年建てられた住宅の80%に採用されている事実が、その性能とコストパフォーマンスを裏付けています。

 

 

アスベストが禁止になった直後の10年程前のサイディングは虚弱体質の様な有様でしたが、ここ数年の高級商品は素晴らしいものが有ります。

 

そんなサイディングですが、私はタイルに似せたものや、コンクリートに似せたもの、石に似せた表面のデザインなどのフェイク感があまり好きではありません。

 

 

ラップサイディング(鎧貼り)や幾何学的な模様のサイディングらしいのが好きです。

幾何学的な模様のサイディング

幾何学的な模様のサイディング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

独断と偏見ですが、

耐久性>色>パターン

こんな感じで選ぶと良いと思います。

 

 

 

次回はサイディングとは対局に位置しているといっても良い塗り壁について書いてみます。

設計 辻井でした。

 

 

 

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