FACT.ATTIC代表 辻井のブログ

2020.10.15

アティックの仕様シリーズ 塗り壁/吹付仕上げ

塗り壁/吹付仕上げ

 

先週現場で人造大理石の洗面化粧台を運ぶのを手伝ったら、ギックリ腰になった辻井です。

モルタル下地・吹付仕上げの事を書こうと思ったのですが、多分・・・特に女性のかたには意味不明で興味もわかないと思いますが、とりあえず書きます(笑)

レッカー工事

レッカー工事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注文住宅っぽい外観の大きなエレメントの一つに塗り壁(吹付)が有ると思っています。

一億を超える超高級住宅でサイディングの家を見かけた事が無いですから。

 

 

 

複雑な形状でも継ぎ目なしに仕上げ出来ます

複雑な形状でも継ぎ目なしに仕上げ出来ます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ATTICがご提供する設計は、けして『高額』ではありませんが、質の良い『高級』な注文住宅を作りたいと思っていますので、弊社の設計する注文住宅実例を見ていただくと(タイルやコンクリートの打ち放しも若干有りますが)吹付(塗り壁)が圧倒的多数を締めています。

 

 

吹付は「ふきつけ」と読みます。

 

 

モルタル(セメントと水を混ぜたもの)を壁に塗り込んで固まった後に、上からガンで塗料を吹くので吹付と呼ばれています。水を使わないサイディングの乾式工法に対して、湿式工法とも呼ばれます。

継ぎ目の無い吹き付け仕上げとする為には原則的に下地をモルタルにする必要が有ります。

しかし、コストの圧縮の為や施工日数の短縮化をする為、あるいは施工後に亀裂の入りやすい欠点が有るなどの原因により、近年大手ハウスメーカーが標準工法としてモルタル壁を採用するのは少数になってきています。

 

なぜATTICが塗り壁にこだわるかと言うと、一言で言えば、本物に見えるからです。

左官屋さんが現場でコテで塗っていきますので、当然継ぎ目が無く仕上がります。すると、ツギハギの張りぼて感が無くなり、削り出したカタマリ感が出ます。

この様に大きなカタマリが貫入していく様な表現が可能です。(カタマリの話はまた書きますね)

バルコニーを見上げたところ

バルコニーを見上げたところ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんといっても、石貼りやタイル貼りに見せかけたりしていないため、フェイク感が有りません。

ようは、『本物』です。

 

 

 

 

 

 

しかしデメリットも沢山有りますので、熟慮が必要です。

 現場で左官やさんが手作業で塗る為に手間と日数がかかり、硬化までにも時間を要しますので工期が伸びる為、施工会社にとっては経費がかさみます。

また一般的に目地を取らないために、硬化や乾燥による膨張と収縮によって、ヒビ割れ(クラック)が入ります。

 

また、近年の住宅は高気密、高断熱になっていますので、通気層を取らないで施工すると、壁体内結露が生じる可能性も有りますので、特に湿度が高く、寒くなる地域の施工は注意が必要です。

吹付仕上げにした場合は(サイディングと比較して)汚れが付着しやすいので、庇を出さないデザインにした場合はとくに定期的なメンテナンス、つまり再塗装が短いスパンで必要になってきます。

 

 

 

塗り壁のデメリットを無くすには仕様の検討が必要になります。

ATTICは、モルタルは既調合の軽量モルタル(高いの使ってます)で、かつ高性能なものとし、モルタルの下を通気フェルトにしたうえで、クラックを防止する為に全ての面にクラック防止のガラスネットを伏せ込みます。(少々高いです)

モルタル下地にファイバーネットを伏せ込む

モルタル下地にファイバーネットを伏せ込むので、表面が布地の様になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファイバーネット

ファイバーネットは引っ張りに強く、しなやかです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに吹付は弾性が有り柔らかくかつ厚く吹き付けるようにしていますので、クラック(ひび割れ)に追随しやすくします。

さらにさらに光触媒の防汚塗装をしたいところですが、100万を超える高額な追加費用が必要になってしまいますので、こちらはお客様のお財布事情で検討事項としています。

 

 

これらの仕様にする事だけで坪単価は1万円程度高くなってしまうとはいえ、クラックなどが入りにくくなり、見栄えが良いため近年は標準的採用をお勧めしています。(オザキッ家もこちらです)

 

 

モルタルの下に貼る防水紙にもコダワリます。

以前は430フェルトという防水紙を採用していたのですが、(私の自邸もこれです)近年は外壁内に通気が取れる特殊な『通気フェルト』を採用しています。

VFフェルト

VFフェルト(日本モルタル外壁協議会HPより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VFフェルトと言います。ブレスストロングの略です。

 

こちらもかなり費用が上がってしまいますが、根本的な耐久性に関わるところであり、簡単にはやり直しが出来ない部分ですので、最近は採用していただいております。

 

 

 

 

家を建てるなら、特注感の有る家の方が良いと思う 辻井でした。

 

 

 

最近は注文住宅を京都と兵庫で設計しています。

ご相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。

その他、過去の設計実例は、こちらから。

 

 

※リモート打ち合わせも対応しています。

 

 

 

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