FACT.ATTIC代表 辻井のブログ

2014.08.29

『マ』について (前編)

本日は『マ』についてです。

 

バルコニー 美しいあかり


先日のブログで『今度書きます・・・』と言っておきながら忘れていた事を、今思い出した辻井です・・・(-_-;)

 

 

 

気を取り直して、本題です(笑)

 

 

建築というよりもデザインに近いお話なのですが、『マ』と書くとなんのこっちゃという感じですよね。

 

えっと、

『マ』=『間』の事です。

 

要は間隔間合いの事です。

 

 

建築で言うと、窓と窓の間隔や、面の大きさなどの様々な部分におけるバランスの事で・・・また長くなりそうですので、前半は壁について書きます。

 

 

 

 

 

 

窓がいっぱいで壁の無い開口部のある空間は、開放的で良いのですが、一方 構造的な強度が犠牲になります。すなわち、安全な建物にするにはそれなりに費用がかかるという事です。

 

 

 

 

 

開口部のバランス 一方、バランス良く配置された壁は、見た目にも安定感が有り、構造的にもバランスが良いので、構造的な部分でのコストの削減も期待出来る事はご存知でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは下の画像をご覧ください。

 

壁のバランス

 

 

 

 

 

 

 

こういった場合は、窓と窓の間に有る『壁』こそが『マ』になります。

壁の空白部分が美しいと思います。

 

 

バランスの良いデザイン

太いぜ。

バランスの悪いデザインいね。

 

上の加工した写真のように窓と窓の間に有る壁がヒョロットしていたりすると、ゴチャついて『マ』の悪い感じを受けると思うのですがいかがでしょうか?

 

比較してみると結構わかると思います♪

 

 

 

次回は天井面について書きます。

 

 

なんだか綺麗なデザインは、『間合い』が良いと思う辻井でした。

 

 

 

美しいデザインの家が良いかなぁと思ったら、まずはATTICにメールをしてみてはいかがでしょうか。

お知り合いを招きたくなるような家が、続々完成しています。

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