設計契約後の打ち合わせの流れなどです。
そういえば、打ち合わせの流れを書いたことが無かった気がします。
少し太ったので、毎日5km歩いて、8kgくらい絞りたいと画策している辻井がお送りします。
10年ちょっと前のサラリーマン時代に、トップから打ち合わせが長いから、半分にしろと言われました。
辻井としては、CS(顧客満足度)を下げて評判が減る様なやり方は出来ないと思っていたので、まったくいう事を聞かず、打ち合わせの手を緩めることは有りませんでした。
会社の為を思っていう事を聞かなかったのですが、お客様がより得したと思える様に努力しないと、事業は継続出来ないと未だ思っていますがどう思われますか?
・・・とはいえ、事業としては標準部材を決めて、出来る限り安く仕入れることで、利益を最大限にすることを目指し、それによって落としたコストを少しだけ消費者に還元する事で、お得感を出す手法が大半なのですが、時間はかかりますが、色々なことを選択出来る方が良いと思う人間からすると、少し残念な気がします。
また、安いだけであまり信頼出来ない会社がふえましたので、耐震基準や気密性能を正確に計測、明示する会社が泉北あたりに有るのですが、こちらは人気が有る様です。
辻井には、人的な優位性が無い会社においては、設計力などのソフトで勝負するのではなく、仕様や安全などのハードで勝負せざるを得ないのだなぁ~と思ってしまいます。
個々の設計者が色々勉強してスキルアップしなくても、性能のはっきりした建物がきっちりと出来ていくという素晴らしい仕組みではありますが、勉強する人間がいなくても会社組織が成り立ちますので、みんな無駄(?)な勉強はしなくなると思います。
はい。辻井の様なスタンドプレイする人間は不要です(笑)
また、建築界隈では普通、会社の標準的な仕様を決めてあり、そこから外れるとかなり掛け率が悪くなるのが一般的ですが、ATTICの打ち合わせの中では標準部材が存在しませんので、『最低限』は有りますが、『普通』がありませんので打ち合わせが少々やっかいではあります。
いつもお客様のご要望をお聞きして、部材選定をするのですが、どの部材を使いたいかを聞くのではなく、どの様な素材や質感、どの様なデザインが良いかをお聞きしてご提案しています。
やっと本題の、契約後の打ち合わせの流れです(笑)
●間取りと建具(窓やドア)
ご契約までに大凡の間取りや部材、部屋数や窓の数などはお聞きしていますが、少し大きな図面で、より詳細なところを詰めていきます。机やベッドの位置による窓との緩衝の有無や、ドアの戸あたりや鍵の有無、窓の網戸の仕舞や、ガラスの種類などの打ち合わせです。
こちらは約10時間程度かかると思います。
●設備機器
キッチンお風呂、洗面トイレなどを指します。
メーカーのものを選定する場合は、辻井がショールームにご同行させて頂きます。
一緒に回らせて頂く事で、お客様のご要望の伝え漏れを防げますし、金額のコントロールなどのアドバイスも可能です。普通の建築会社の大半は一緒に同行されている気がしますが、設計者が同行するパターンは少ないかもしれません。
1回(一日)程度が多いですが、複数社ご検討されるお客様もおられます。
●電気打ち合わせ
照明器具の位置やコンセント、換気扇などの打ち合わせをします。
照明器具自体は、この後のインテリア打ち合わせになります。
大凡5~10時間程度かかります。
●色彩とインテリア打ち合わせ
コーディネーターをご希望される場合は、こちらで手配いたします。
照明器具の選定、床材の色、壁紙や吹付材の種類、タイル、設備全般の色、窓枠やドアの色やカーテンや家具など多岐にわたります。
ヒアリングと打ち合わせて6時間~18時間程度かかると思いますが、カーテンや家具までになると、もう少し時間がかかりそうです。
最近は、センスの良い方が多くなってきましたので、色決めをご自身でされるかたも増えました。
外注する場合のコーディネート費用は概算で本体価格の2%前後ですので、3000万の家の場合は60万くらいになりますが、今のところ無料でご提案しています。
●外構打ち合わせ、空調打ち合わせ、その他打ち合わせ
最後に、外構工事や空調の打ち合わせをします。基本的に辻井がプランと監修をしています。
特に外構は自分よりも上手い人を見たことがないので、仕方なく自分でしています。
故ロータスの土屋さんというかたが、美しく魅力的なプランをされていたので、尊敬していました。
今でも勝手に外構の師匠だと思っています。
お打ち合わせは数時間程度だと思います。
●金額調整
今まで夢の様な打ち合わせで膨ませてきプランですが、そういえば見積金額があったわいさ・・・という現実に引き戻す打ち合わせです。
予算をオーバーしている場合は、打ち合わせの中で最も過酷で気の滅入る打ち合わせになります。
このころは大抵地盤調査も終わっていますので、すべての金額が出揃い、建築工事前の最終調整になります。
実はこのあたりでも辻井が役に立ちます。今までかなりの減額打ち合わせをしてきましたので、色々な減額ノウハウが有ります。
一瞬辻井が悪魔の様にも見えるかもしれませんが、気のせいです。
大凡数時間かかる事が多いです。
●上棟打ち合わせ
着工後に現地でもう一度、コンセントやスイッチのなどの電気配線の最終確認打ち合わせをします。
数時間で終了します。
●お引渡し前チェック
打ち合わせ通りに出来ているかの検査です。お引越し前の傷の検査もこの時になります。
業界内では、お施主様による検査なので『施主検』と言っています。
1時間くらいでしょうか。
打ち合わせはここまでで、あとはお引渡しです。
書いてても長かったです(笑)すみません。
『注文住宅・京都』でのSEOの順位は50位前後とあまり効果が上がっていませんが、『注文住宅・長岡京市』や。『設計事務所・長岡京市』では20位以内とそこそこの結果です。
滋賀県の場合でも草津や大津なら高速道路の乗り口が近いので、京都市の北区に行く半分の時間で行けます。ですので、滋賀県の物件でも対応させていただきますのでお気軽にお問合せくださいね。
クローラーなのか、AIなのかわかりませんが、年々賢くなってきている気がします。
SEO対策としては動画が有効な気がしてきましたので、少し考えないといけないかもしれません。
去年雑誌とGoogleとを平行で実効したら、一気に多忙になりすぎたので、平準化の難しさを実感している辻井でした。
設計事務所的な注文住宅の打ち合わせを経た実例はこちらからどうぞ。
設計事務所的注文住宅における全般的な関連のリンクは下記からどうぞ。
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商工会で作ってもらった動画が好評です。私の自邸で撮影して頂きました。
Youtubeで辻井が喋っています。ヘラヘラしているのが少し鼻に付きますが、緊張の裏返しですので、お許しください。(by辻井)
是非一度ご覧ください。