息子の保育園生活も残すところあと数か月となりました。秋頃から小学校へ行く機会がちらほら有り、いよいよ小学生だなぁと感慨深い気持ちと保育園を離れることが少し寂しい気持ちとでいっぱいになっているATTIC尾崎です。
さて、これまで我が家の家造りのことを書いて参りましたが、今回のブログで我が家のお話は最後になります。施工中のあれこれ、注文住宅ならではのこだわった箇所などは書ききったと思います。「家造り、やりきったー!」と言いたいところですが・・・注文住宅あるある?予算が足りず、断念したり、仕様を下げたりしたところもあります。完璧な完成系(希望)でなくても生活は出来る!と思い日々を過ごして数年。これから少しづつ、完成形に近づけていこうと思います。グレードアップできた際にはまたこのブログにてお知らせさせていただきたいと思います。
最後のブログは外構工事のことを書きたいと思います。家造りの予算組の時に最後の最後になってしまう外構工事。我が家も同じく予算の最後の最後、じゃあこの予算で外構工事をどこまでやるか。の話になりました。外せないこと、自分たちで動いて予算を下げたこと、将来に託したことなどなどあります(笑)
1、建物周り
我が家、最大のDIY。建物周りの砕石敷。一番の力仕事でした・・・(主に夫がですが(笑))
整地。土がへこんでいるところへ土を運んで、平にする。息子も頑張りました。
平になったところへ防草シートを敷きこむ。四つん這いになって敷いていくので膝が痛くなりました。
敷きこんだシートの上に砕石を敷きつめる。砕石は外構屋さんから購入したので、裏庭に置いてありました。山になった砕石をバケツに移し、ひたすら運ぶ・・・狭いところも、室外機があって通りにくいところも・・・何度も何度も運びました。砕石、非常に重たかったです。
文字で書くと単純なこの作業。なめてましたね。まぁまぁな重労働。いつもお世話になっている外構屋さんのすごさを体感しました。しかし予算を抑える為に選択したこと、途中でやめるわけにもいかずやり切りました。家族でがんばった甲斐もあり、建物周りは雑草も生えず、すっきりすることができました。
2、玄関アプローチ
我が家の少し変わっているところ。外部からバイクを乗り入れできるようにと配置した夫の趣味部屋。道路からの高低差は約70㎝。ここは玄関ドアへのアプローチでもある。使える幅は1.7mから2m程度。バイクを乗り入れするならスロープが必要。
幅の半分を階段、半分をスロープ?
少し急な角度になったので・・・少し緩く
全面スロープ?
模型を作り検討するも、なかなか心が決まらず(笑)・・・現地を見ながら話をすることにしました。
結果、全面スロープ。事情を知らない方が見ると「なんでかな?」と思うようなアプローチになりましたが、階段を作らない分予算が減って、その分でタイルを貼ることができ、あまりおかしさも感じない雰囲気になりました。
引越し直後は、息子がこのスロープでストライダーを乗りたがり若干困りましたが(笑)
3、ポスト
採用した商品をご紹介します。
サンワカンパニーさんの オスポール(宅配ボックス付き)この商品をまだ弊社で採用したことがなかったので、人柱となってみました。(辻井からの提案)
使用して3年。扉などの不具合は今のところ全くありません。宅配ボックスも大きさは限られますが重宝しています。シンプルで主張しすぎない形も好印象です。ただ、郵便物を入れる口金部分が傷つきやすいです。素材の問題なので仕方ない部分ですね。
ちなみに、我が家がオスポールを採用した頃には専用表札がなかったのですが、現在はオスポールの幅に綺麗に納まる商品をだされています。
4、庭
バイク置場を抜けると裏に少しだけ庭のスペースがあります。現在は防草シート+砕石敷のままです。
はい、将来に託した部分です。
庭として当初はシンボルツリーを植えるくらいにしか考えていなかったのですが・・・密かな思いが湧いてきております。シンボルツリー周りを少し植栽スペースとして残して、その他は石かタイルを敷きたいです。カフェのオープンテラス席のような感じです♪そこにテーブルと椅子を置いて、休日はここでおやつタイムでも♪・・・なんて暮らし方が出来れば最高ですが(笑) ほっと一息つける空間になってくれたいいなーとふわっと考えています。少し前はここにシックなガーデンブランコを置きたいと思ったりもしていたのでまた考えが変わるかもしれません(笑)
↑こんな雰囲気が好きです。
ただし、こういうことは色々と考えているうちが一番楽しいということも事実であります(笑)
5、裏庭のフェンス
敷地の裏手に広がる畑。(こちらも詳しくは我が家の設計事例をどうぞ。こちらから)
我が家の敷地からだと1m以上の高低差があり、フェンスを設置することにしました。
フェンスは 「俯瞰する家」 でも採用したLIXILさんの サニーブリーズフェンス 見た目の好みと欲しい機能があることでこれ以外は考えていませんでしたが・・・少しお高いのが難点。間口いっぱいこのフェンスでいきたいところをグッと我慢して、夫の趣味部屋から見えなくなる範囲は安価な グリッドフェンス にしました。仕方ない・・・予算との戦いです。表からの見た目は希望通りだったので、今ではあまり気にしておりません・・・と言いたいところですが、裏に通っている道路から我が家を眺めたときに、やっぱりー!(泣)とはなります。
タイヤストッカーを置いたので、グリッドフェンスは庭からは完全に見えなくなりました。
6、2階東面のバルコニー
我が家には2箇所バルコニーがあります。メンテナンスに費用がかかると言われ、バルコニー無しを薦めている方々もいるようですが、我が家のこの東バルコニーはなくてはならない装置だったので(詳しくは過去ブログをどうぞ。こちらから)・・・現在はFRP防水のトップコートのままです。そうです!あのグレー色のままです。本当は床材のアカシアに合わせた色合いのウッドデッキを床レベルと同じ高さで敷きたいと思っていますが・・・あまり気にならない、あまり利用しない、屋根があるので紫外線劣化があまりない。ということもあり優先順位は低めです。
↑ホームセンターで見つけたこんなものも検討したりもしましたが・・・購入には至らず。
7、LDKと繋がるバルコニー
LDKから出入り出来る3畳のバルコニー。ここで夏はバーベキューしたり、子供のプールを出したりして使います。ここも、FRP防水のままです。このスペースには室内床と同じ高さでタイル貼りをしたいです。優先順位は高め。
タイル貼りをすると雰囲気が変わってこのスペースも含めてLDKとなり空間の広がり方が変わります。
設計事例にある 1/fゆらぎ の物件は我が家よりもっと広いバルコニーですが、タイル貼り仕上げです。下記写真がバルコニーですが、とっても素敵な空間になっています。お住まいになられてからお伺いしましたが、大きめの鉢植えを置かれていて、さらにいい雰囲気になっていました。羨ましい!!
ということで、少し駆け足でのご説明になりましたが、外構工事のお話いかがだったでしょうか。外構は最低限の仕様でも暮らすことは出来ます!しかし、外構もデザインしたり、植栽スペースを設けるなど少し手を掛けると、建物の雰囲気もグッとよくなります。予算が削られたあとの外構工事となりますが、建物と同じく最終希望形態を考えておいて、その時出来ることをやっておくと後々無駄なく希望に近づけていける気がします。
弊社代表 辻井のブログでも外構のことを書いております。辻井ブログ FACT.
これまで、家造りブログにお付き合いいただきありがとうございました。
来年より、またテーマを変えて設計事務所 所員ブログを続けていきたいと思います。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。
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